引きこもりニートになった理由

 今回は私がなぜ引きこもりニートになった経緯を記していこうと思います。(こんなクズのどうでもいい話してスミマセン)
 
 まず私は高校を途中で通信制高校に転入しました。あの時はとにかく無気力で人間関係なども特に嫌なことはなかったのですが、なぜか学校に足が向かず引きこもりがちになってしまっていました。今思えばあの時から若干鬱気味だったのかもしれません。先生に説得されたりしましたが、出席日数が足りず留年か転入かという話になり、通信制高校への転入をすることにしました。
 全日制の先生は本当にいい人ばかりでした。出席日数が足りない私の家に毎朝来て起こしに来てくれる方もいました。それでも途中で辞めてしまいましたが。あの時はなぜあんなにも無気力だったのかよくわからないし、途中で辞めたことをかなり後悔しています。あのまま通い続ければ今頃はこんなことにはなっていなかったのではないかと…今更後悔しても遅いのですが。

 それからは通信制高校に通うようになりました。主にレポートの提出と週1〜2日だけの出席授業がある感じで、全日制に比べるとかなり楽でした。なので働きながら学校に来ている生徒が多かったみたいです。
 通信制高校のメリットは学校に行く回数が全日制と比べると明らかに少ない為、自由な時間を上手く活用できる方には向いていると思います。私のようにだらしのない人間は余計だらしなさに拍車がかかり引きこもり度が増したような気がしました。
 一方デメリットはやはり社交性などを身につけることができず、生徒にもよるとは思うのですがますます引きこもり度が増す可能性があります。それが私でした。何か目標があったり、空いた時間でアルバイトをしてお金を貯めたりだとかそういう事を出来る人にはおすすめしたいです。
 かといってどうしても全日制が嫌なら通信制に逃げるのも私はアリかと思います。
 話が逸れましたが、私の通信制生活はそれはそれは酷い物で…
 レポートは期限ギリギリに出すわ自由登校だっため気分で登校するわ(これは別に悪くないか)それ以外は家でずっと何をするわけでもなく携帯をいじりながらゴロゴロしていました。もうここからニートの片鱗がありますよね。一応学生ではありますがほぼニートです。この時に関しては時間がたくさんあるのに、色々自分の為になる事が出来るはずなのにそれをしなかったのが一番の罪でした。もしお子さんがこういう状態なら資格の勉強などをやらせた方がいいかもしれないです。それこそ料理を教えたりだとかも。とにかく何もらしない事が無気力に繋がり悪循環になっていきます。

 いよいよ進路を決める時期になった時は、これまで現実逃避をしていた分真剣に考えました。
 その結果、専門学校へと進学することになりたした。元々アニメを観ることが大好きで自分も大好きなアニメを作りたいという理由から進学を決めました。正直就職を先延ばししたいという気持ちもあったかもしれません。
 そこからは早かったです。今まで無気力だったのが嘘みたいにハローワークに通い、昼間にアルバイトをすることにしたのです。学費を稼ぐ為に。ですがまあここでもちょっと色々あり満期までは働かずに途中で辞めてしまいました。理由は次の記事で紹介します。
 着実に社会復帰が近づいてきているような気がしていました。
 そして翌年4月専門学校に入学しました。
 パソコンを使った授業が主で、クリエティブな分野だった為か授業内容はとても楽しかったです。ただ、一つ気掛かりなことがありました。それはやはり人間関係です。バイトなどでもあまり人間関係が上手くいかず辞めることが多かった気がします。
 パソコンを扱った分野の為、女子生徒が少なく私はそこで孤立してしまいました。まあ孤立というかハブというやつです。
 最初は仲が良かったのですが次第によそよそしくなる感じの嫌な空気感が苦手で逃げてしまいました。女子なら分かると思います。女子同士特有の異端を遠回しに排除するような空気感というか、アイコンタクトをしてにこにこ笑う感じとか。あれが一番のトラウマかもしれません。
 ハブられた原因は私もあるとは思います。元々コミュニケーション能力が低かったし…
 まあそれはさておき豆腐メンタルの私は専門学校を休むようになりました。
 別にあんなやつら気にせずに普通に登校し、堂々と授業を受けるべきだったのです。
 でもそれが私には出来なかった。辞めてから親にこう言われました。
「辞めたってことはそこまで本気じゃなかったんだね」
 確かに就職を先延ばししたいという気持ちも多少なりともあったとは思いましたが、クリエーターになりたかった気持ちも嘘ではなかったです。授業をやっていく中で薄々クリエーター向きではないなという自覚はあったかもしれませんが。
 そして専門を辞め、そこから私は完全なニートになりました。
 社会復帰大失敗です。ハブられたことが相当トラウマになり同世代の女子を見ると俯いたり極力目を合わせなくなりました。
 それと同時にお金も無いのでまた引きこもるようになりました。
 やめてからすぐにバイトを始めるべきだったような気がしますがあの頃はただただ人間が怖くて家から出るのもどんどん億劫になってきていました。
 そこから2年ぐらい引きこもり続けました。今のバイトを始めさせてもらうきっかけは、元々その飲食店の常連で、酔った勢いでダメ元で働かせて下さいとお願いしたらOKを頂いた為働くことになりました。数年も引きこもると、きっかけなどが無いとなかなか一歩を踏み出す事が難しいなって思います。

 次回は突然くる死にたい衝動のお話です。