母に言われた言葉

 今回は私の母親について語っていきます。 

 というか私はあの人のことを母親だとは思っていないし、会いたくないし彼女も私と合うつもりがないんだと思います。

 まず、10年前に両親が離婚し私は父の方についていきました。もともと祖母とも住んでいたこともあり、何しろ祖母が母親のように私を育ててくれました。父は私が小さい頃は仕事が忙しく、あまり家にいませんでした。それでもとても優しい人です。

 あの当時は本当に寂しかったけど。

 母はというと、なんというか一言で言うと精神年齢が幼いんです。特に虐待などはされた覚えはないのですが、なんていうかちょっと嫌な言葉をたまに言われました。根っからの悪人というわけではないんですが。

 そのエピソードを話していきたいと思います。

 

 まず、私の誕生日の日のことです。私がまだ小学生の時でその年は叔母がケーキを買いに行ってくれました。そして叔母は他の車と衝突事故を起こしました。幸いにもそこまで酷くはなく車が傷付く程度で済んだのですが、その時に母親に

「あんたのせいでおばちゃん事故に遭ったんだからね」

 と言われました。それ以来誕生日というものがあまり好きではなくなりました。

 

 次は母と一緒に洋服の買い物に行ったときの出来事です。

 私が服を買いに行きたいと言い、母が車を出して洋服屋に行くことになりました。

 そこで母は駐車場に車を駐車する時に他の車にぶつけてしまったのです。

 そこで母がした行動は当て逃げです。人をひいていないとはいえ犯罪ですよね。当時小学生の私でもいけないことだとわかりましたが、私の言葉なんか聞くはずもなくあっさり家に逃げ帰ってきたのです。

 そこで母にこう言われました。

「あんたが服欲しいって言ったから車ぶつけたんだからね。弁償しなさい。」

 当時小学生の私は当然弁償なんか出来るわけがなく、言われただけなのですがまるで私のせいで事故ったみたいな言い方をされました。いやお前の自己責任だろ。

 

 極め付けは両親が離婚し母親が家から出て行く前に言われた言葉です。

 どういう経緯で言われたのはちょっと曖昧なのですが、私もおそらくなんか酷い言葉を母に言ったような気がするのですが最後に母に

「あんた達なんか産まなきゃ良かった」

 と吐き捨てて去っていきました。

 その言葉が今も忘れたくても忘れられません。

 

 今改めてこうして文章にしてみると私の母親って毒母なのでは??

 

 まあこんな言葉を投げかけられたら当然

「ああ私って母親に愛されていないんだな」ってどうしても思ってしましますよね。

 

 というか実際離婚してからこの10年間一度も会いに来たことなんてないんですけどね。

 誕生日と成人式の時に手紙送ってきたぐらいですよ。しかも誕生日なんて10年の間で一度だけだし。

 それになんというか手紙を読みましたが気持ちがこもってないんです。子どもに会いたいという思いが伝わって来なかったです。

 会いたくないんだろうなぁって。私自身も当然会いたくないし今後一切会うつもりはないし。

 

 それに幼少期から常に両親が会う度に口喧嘩しているのは凄く嫌でした。

 あんなの見たくないですよ誰だって。  

 

 まあでも私はまだまだ恵まれている方ですよね。暴力されたわけではないし。言われた言葉なんで気にしなければいいだけの事です。が、つい幼少期に言われた言葉ってなかなか消えてくれません。

 まるで私の存在を全否定されているような気がして…

 

 今思えば私はおばあちゃんっ子だったので祖母に懐いているのが気に食わなくて、言ってしまったのかもしれないですね。

 それにしても器が小せえや。